• なないろ訪問看護ステーション

夏は終わり秋にも注意!

新型コロナ、インフルエンザや、寒さ、乾燥対策など、健康管理にご用心

8月も終わりを迎えようとしてます。

日ごとに冷気も加わり、在宅介護をしているご家庭では、健康管理にいっそう気遣われている方も多くいらっしゃいます。

今年は、新型コロナウィルスの影響で、患者さんやスタッフもここ半年間とても気をはってきています。

これからの季節は、高齢者の方にとっても、介護される方にとっても気をつけなければならないことが多くなってきます。 ここでは、在宅介護で注意したい秋から冬の注意点をお伝えできたらと思います。 ぜひ健康管理の参考にしてみてください。 ● 「インフルエンザ」を防ぐために気を付けたいこと。 空気が乾燥する冬場は、新型コロナウィルスやインフルエンザをはじめとする感染症が流行しやすいときです。 特にインフルエンザは感染力が強いので、心配する必要があります。 介護にあたる方をはじめとするご家族は、インフルエンザの流行シーズンには注意してください。 家に入ったらすぐに、手洗いとうがいと手指消毒を徹底すること。 インフルエンザについては流行期に入る前に、ご本人はもちろん、ご家族も予防接種をお勧めします。

予防接種は、必ずかからないというわけではなく、かかった際には重篤になりにくくすることが目的です。高齢者の方など、免疫力や体力が少ない方にとっては予防接種は重要です。 個人差はありますが、インフルエンザワクチンの有効抗体は摂取して1~2週間で上昇し始め、3~5カ月くらいから緩やかに下降していきます。 抗体が下がると感染リスクが高まりますので、なかには2回接種を受ける方もいます。 なるべく早い時期に、かかりつけ医や訪問看護師に相談してみてください。 ● 「ヒートショック」を防ぐために気を付けたいこと 浴室やトイレなど、家のなかの「寒い場所」で起こりやすいヒートショックです。 短時間で急激な温度差に身体がさらされると、血管や心臓に負担がかかり、身体に悪影響があらわれ、ひんやりしたトイレで冷たい便座に座ったとき、洗面所で冷たい水に触れたときなど、「身が縮むような寒さ、冷たさ」を感じると、体温を逃さないように血管がギュッと縮みます。 より多くの血液を体中に流すためですが、急激に血流が増えることで血管が詰まったり、心筋梗塞を起こしてしまったりすることもあります。 反対に寒いときに温かいお風呂に入ると、血管が広がって血流が減ります。 脳への血流が追い付かず、めまいがしたり、目の前が真っ暗になってしまったりする脳貧血を起こすこともあり、浴槽でおぼれる、風呂場で転倒するなどの事故が冬場に起きやすい原因のひとつです。 ヒートショックを防ぐためには、室内の温度を一定に保つことが重要です。 お風呂に入る前に、浴室や脱衣所を温めておく、トイレはヒーターや便座を温める機能を利用するなどして、急激な血圧の変化が起きないようにしてください。 ● 冬場に欠かせない4つの健康対策 (1)室内の湿度を50~60%に ヒートショックを予防するには、住居内の室温を一定に保つことが大切。 しかし、暖房を使うと室内の空気が乾燥することがあるので、インフルエンザをはじめ、感染症の原因となるウイルスや細菌が浮遊しやすくなります。寝室やリビングなど、長い時間を過ごす部屋では加湿器を使って適切な湿度(50~60%)を保ちましょう。 濡らしたタオルをかけておくだけでも湿度がアップするので、洗濯物なども効果的です。 また、1~2時間ごとに窓を開けて部屋の空気を入れ替えるは忘れずに。 (2)マスクを習慣に マスクは咳による飛沫を防ぐためのエチケットですが、感染症予防にも効果的です。 乾燥した空気でのどや口腔内が渇きがちになります。そこにウイルスが入れば感染は免れないかもしれません。 ご高齢者は口の周りの筋肉が弱っているので、口元が緩みがちです。 家のなかでもマスクをしておくと、ウイルスの侵入を防ぐことができ、口腔内にもうるおいを与えてくれます。 マスクは使い捨ての不織布のもので十分ですが、長時間使い続けると雑菌が繁殖しやすくなるので、1日に一度は必ず交換するようにしてくださいね。 (3)できるだけ入浴する 冬場は寒さから服を脱ぐのを嫌がり、入浴を避けようとする方が少なくありません。 しかし、入浴にはさまざまな効能がありますので、高齢者のかたにとってはぜひ継続したい習慣です。 お風呂の入り方には、いろいろな方法があります。 温まることが目的なら、毎回全身くまなく洗う必要はなく、ゆっくりと湯船につかれば十分です。 こわばった関節がやわらかくなり、身体の痛みも和らぎますし、睡眠の質も高まります。 ぬるめのお湯でゆっくりつかったほうが身体を温める効果は高いです。 ヒートショック予防のために、入浴前に浴室と脱衣所の室温をあげておくことをお忘れなく。 (4)水分とたんぱく質を意識してしっかり摂る 冬場はのどの渇きを感じにくく、水分を摂ることを忘れがちです。 高齢者の方が健康を保つためには1日1500mlの水分が必要とされていますので、特に意識して飲むように促してください。(隠れ脱水にもご注意を) いつ、どれくらいの量を飲むかを決めておき、飲んだ量を記録しておくのがおすすめ。 温かいお茶、コーヒー、炭酸飲料など、どんな飲み物でも良いので、飽きないように工夫すると良いでしょう。 また、高齢者の方に多い「低栄養」はたんぱく質不足の状態。 免疫力が低下して、インフルエンザをはじめいろいろな病気にかかりやすくなりますので、冬場も毎日の食事で積極的に摂るように心がけてください。 在宅介護での健康管理は、ちょっとした心がけから。 注意したい所をおさえて、秋から冬場も健やかにお過ごできる参考にしてください。


管理者 吉良さん

株式会社 なないろ なないろ訪問看護ステーション